人混みを避けて「コラロイビーチ」へ
電車とフェリー、バスをそれぞれ乗り継いて、目的地へと向かいました。シドニーが初めての筆者でも、難しさを感じませんでした。シドニーから比較的近く、行きやすい海岸です。
静かなビーチを求め…
ノーザン・ビーチズ地区には数々の海岸があります。その中の一つ「コラロイビーチ（Collaroy beach）」へ、シドニー市街地から日帰りで行ってきました。
シドニーの「ボンダイビーチ」や「マンリービーチ」などは有名ですが、人が多くてゆっくりとできなさそうなイメージ。マンリーを北上すると、その沿岸部にも多くの海岸が点在することが分かりました。
当初、ノーザン・ビーチズ地区の北端にあるパームビーチに行こうとしました。しかし、マンリーからローカルバスを利用するため、行きだけで約１時間40分かかってしまいます。往復の移動も考慮すると、かなりの時間が必要。
そこで、マンリーとパームビーチの間にある、「コラロイビーチビーチ」に行くことにしました。
簡単な道のり
ホテル（シドニー西部郊外に位置するParramatta）→ サーキュラーキー（Circular Quay）→ マンリー（Manly）→ コラロイビーチビーチ（バス停：Collaroy B-Line, Pittwater Rd）
ホテルからマンリーまで
バスでParramattaへ行き、その後は電車に乗り換えました。ParramattaからはT1線でCentralへ向かいます。CentralでT8線に乗り換え、サーキュラーキーで電車を降ります。それから電車の駅を出てすぐの場所にある、サーキュラーキーのフェリー乗り場へ行きました。船1でマンリーを目指します。
マンリー行きのフェリー乗り場は、大勢の人で列ができていました。ただ乗船してみると、船は思ったよりも大きく席には余裕がありました。約20分でマンリーに到着。この日は快晴で、移動中にオペラハウスやハーバーブリッジも見ることができました。
下船の際にOpalカードをタッチ（Tap off）しようとしましたが、専用の機器がありません。マンリーのフェリー乗り場を探し回りましたが、それでも見つからず…。最終的に係員の方に聞いてみると、「ここはないから大丈夫」と親切に教えてもらえました。
なお、復路でサーキュラーキーのフェリー乗り場を出る時に、不安を抱えたままOpalカードをタッチしました。特に不具合は生じず、その後もペナルティが科されることはなかったです。
マンリーからコラロイビーチまで
マンリーからはバスで海岸へ向かいます。バス停（Manly wharf, west esplanade, stand B）はフェリー乗り場から３分ほど歩いたところにあります。だいたい10分くらい待っていると、Palm Beach行き（199番）のバスがやって来ました。
オーストラリアのバスはきれいで快適です。また、多くは時刻表通りに運転しています。一つ難を挙げるとすると、バス停名の「アナウンス」がないことでしょうか。スマートフォンのナビゲーションアプリに注意を向けながら乗車しなくてはならず、少し落ち着きませんでした。ただ、アナウンスがあったところで英語が聞き取れるかは別問題ですが…。
ちなみに、滞在中に１回だけバス停名がアナウンスされていたバスがありました。そのバスは前方の電光掲示板にも、バス停名が表示されていました。
バスは高級住宅地を走っていきます。コラロイビーチの最寄りバス停、Collaroy B-Line, Pittwater Rdへは約30分で着きました。砂浜へはバス停から２分ほど歩いた、大通りを渡ってすぐのところにあります。
コラロイビーチで過ごす
海岸は予想した通り人がまばらで、混んでいるという印象はありませんでした。砂浜に横になったり泳いだりと、のんびりと楽しんでいる人々。浜辺を軽くランニングする人の姿も見かけました。落ち着いて過ごすには、最適な場所のように思いました。さらに、周辺にはトイレやシャワーを提供している施設もありました。
砂は黄土色に近い色で、目立つようなごみも落ちていませんでした。青い空とのコントラストが美しかったです。海の水は透明度があり、足を入れると少々冷たく感じました。オーストラリは夏だったので暑さはあったものの、日本の夏に比べるとだいぶ過ごしやすかったです。この日は海には入らず、浜辺を北に向かって歩くことにしました。
バス停の２駅分の距離を移動しました。砂が足を捉えて歩きづらかったので、１時間は歩いていたでしょうか。特別何をするということもなかったですが、風景が素晴らしく、歩いているだけで楽しめました。
十分ビーチを満喫したところで、ライフセービング隊の施設のようなものが。そこでトイレを借りた後、再び「マンリー」へ戻ることにしました。復路は、２駅分北上したPittwater Rd at Clarke Stのバス停から乗車。
まとめ
コラロイビーチはシドニー市街地やマンリーからも近く、気軽に行くことができます。とりわけ人混みを避けて楽しみたい場合は、おすすめの場所です。定番のボンダイビーチやマンリービーチで過ごすのも良いですが、少し足を延ばして穴場の「コラロイビーチ」を訪れてみてはいかがでしょうか。
- マンリーへは、電車やバスを使っていく方法もあります。 ↩︎
神奈川県出身で美術大学卒。中南米に３年間住んだ経験があり。国内海外を問わず旅行が好きで、これまで様々な場所に足を運びました。海外の国では、中南米やアジアを中心に24か国を訪問。
自分の経験が何か旅のヒントになるのではないかと思い、ブログを始めました。地元のバスや電車等を使った移動を好み、ややマニアックでオリジナルな情報を発信します。
YouTube『Pepemi Andanzas』でも、旅をテーマにした動画をアップしています。
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