フィリピンのスービック、オロンガポ、そしてアンヘレスは、旅行を快適に楽しむために知っておきたい生活情報がいくつかあります。それぞれの都市で共通の注意点が多く、旅行者として便利な情報や役立つアイテムを紹介します。この記事を読めば、初めての滞在でも安心して快適に過ごせます。
両替(スービック&オロンガポ)
① Aguinaldo通り沿いのおすすめ両替店
ハーバーポイント(Ayala Malls Harbor Point)やスービックベイフリーポートゲート(Subic Bay Freeport Gate)から近く、便利な場所にありました。その上、為替レートも他の店舗より良く、朝9時から営業していました。スタッフも親切だったので、おすすめです。
なお、この両替店のレートは、クラーク国際空港内にある両替店とほぼ同じレートでした。店名は確認できませんでしたが、位置情報は下記をご覧ください。
店舗の入口はやや分かりづらいかもしれません。下記写真(ハーバーポイントから少し南へ進んだ地点です。スービックの中心部にある「Aguinaldo通り」を北方向に撮影。スービックベイフリーポートゲートの右奥には、SM City Olongapo Downtownが見えています)の左側にある白い建物に入っていて、Aguinaldo通りに面しています。ガラス扉には営業時間が表示されていました。

住所:Rizal Highway, Corner Aguinaldo St, Olongapo City, 2200 Zambales(Aguinaldo通り側に面しています)
② Arlene’s Foreign Exchange Dealer & Money Changer
スービックベイフリーポートゲートからはやや距離がありますが、ハーバーポイント(Ayala Malls Harbor Point)の近くに位置していました。朝10時から営業しています。両替する金額によって為替レートが異なり、少額の場合はレートが悪くなる仕組みでした。
一万円以上を両替するなら悪くないと思います。それでも、レートは前述の両替店と同程度か、それ以下でした。

Arlene’s Foreign Exchange Dealer & Money Changer
住所:First Floor, Unit 3, Amires Building, Block B, Manila Avenue, Subic, Zambales, Manila Ave, Subic Bay Freeport Zone, Olongapo City
位置情報
- Aguinaldo通り沿いのおすすめ両替店
- Arlene’s Foreign Exchange Dealer & Money Changer
チップ
ほとんどの場面でチップは必要ありませんでした。例えば、ホテルのレストランではサービス料として含まれています。ただ、特別なことをしてもらった場合に支払うと良いかもしれません。私はホテルの「ルームクリーニング」には、枕の上に硬貨や紙幣を置いてチップを払っていました。
交通誘導員
フィリピンの旅行で最初に直面した課題は、道路を渡ることでした。たくさんのジプニー、車、バイクが行き交う中で、道路を横切る必要があります。信号機のある交差点なら、少しは楽に渡れるのですが…。
しかし今回、特にオロンガポやスービックでは、交通量の多い場所で交通誘導員の方々がいました。交通誘導員がいるおかげで、道路を横断する難易度が大幅に下がります。安心感も全く異なりました。

その一方で、高温多湿の状況下、交通誘導員の運動量がかなり激しくて、心配になってしまいました。一体いつどのように休憩を取っているのでしょうか。
スービックやオロンガポ、アンヘレスでの移動については、詳しくは別の記事でまとめていますので、併せてご覧ください!
マスク
前回イロイロシティを訪れた時と比べ、マスクをしている人が圧倒的に少なかったです。感覚的には、全体の10%以下だと思います。それでも、時折マスクをしている人を見かけました。
ただ、車が通った後には黒い排気ガスが排出されていて、空気の質の悪さが少し気になりました。鼻水も黒くなるほどです。街を歩いていると、明らかに顔に不快感を浮かべた人がおり、ハンカチで口を覆っているのを見かけました。「排気ガス対策」として、マスクの使用も有効な手段となりそうです。
タバコ
スービック、オロンガポ、アンヘレスの街では、道端やレストランなど、様々な場所でタバコを吸っている人を見かけました。一方で、イロイロではほとんどタバコを吸っている人を見なかったため、地域ごとの違いを感じました。
イロイロの情報は、下記の記事で詳しく取り上げています。
日焼け対策
現地は気温が高く、湿度も高かったです。その上、太陽の光が強烈だったため、日焼け対策や紫外線対策は欠かせませんでした。
日焼け止め、日傘(兼雨傘)、サングラス、目薬(空港の保安検査があるので、小分け袋に入れて持ち込む)などは、日本から持参する方が良いと感じました。現地でも、スーパーやコンビニエンスストア等で日焼け止めは売っています。とはいえ、日本製のものは日本での価格の2倍以上で販売されていました。ちなみに、男性でも日傘を使用している人は多かったです。
スコール
これらの地域の雨季は、通常6月から11月の間にあたります。この時期、フィリピン全体でもモンスーン(西風季節風)による降雨が増えます。特に、9月と10月は最も降水量が多い月です。
筆者が訪れたのは雨季が始まる6月。そのため、午後から夕方にかけて雲が立ち込め、突然強い雨が降ることがありました。その影響で、ホテルで3時間ほど待機する時間を取られました。
別の日には、街中のレストランの軒下で、しばらく雨宿りを強いられる場面もありました。この日のスコールは雨の勢いがなかなか収まらず、1時間近く足止めされてしまいました。雨が落ち着いた頃には、辺り一面はすっかり川のような状態に。軒下に入ったのにもかかわらず、服もすっかり濡れてしまいました。

運良くサンダルを持っていたので、雨宿り中にスニーカーから履き替えました。水浸しの道を進みながら、何とかホテルに到着。普段なら5分もかからない道ですが、この時ばかりはかなり苦戦しました。地元の人の多くがサンダルを履いているのも、スコールを見越してのことなのだろうと実感しました。
加えて、雨傘と日傘を兼用できるタイプを一つ持っておくと、急な天候にも対応しやすいですよね。
洗濯
オロンガポで3泊したホテルには、ランドリー設備がありませんでした(ランドリーサービスはありましたが、高そうでした)。そのため、洗面所で最低限の洗濯を自分で行いました。洗剤の代わりに、ホテルの備品である石鹸を使って洗いました。
洗剤は日本から持参することもできますが、近くのコンビニで小分けパックが売られていました。値段も安く、現地で調達するのも良い選択肢だと感じました。
アンヘレスのホテルにはランドリーサービスがあり、料金は洗濯物の重さによって決まっていました。値段も手頃で、気軽に利用できる印象でした。
【コラム】眠らない街、アンヘレス
クラーク国際空港を早朝に出発する便に乗るため、深夜3:00にタクシーを手配しました。街の中心を通ると、明かりが灯る店舗が立ち並んでいました。深夜とは思えないほどの活気に驚かされました。

まとめ
スービック、オロンガポ、アンヘレスで快適で安全に過ごすためには、現地の生活環境や注意点を把握し、準備を整えることが大切です。
日焼け対策は必須。強い日差しを避けるために、日焼け止めやサングラスなどの日焼け対策グッズを持参することをおすすめします。さらに、フィリピンのスコールは突然激しく降り、長時間続くことがあるので、雨具の準備もお忘れなく。これらの情報を参考に、フィリピンでの旅行をより楽しんでください!
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