次回は…フィリピン2―オロンガポ・スービック・アンヘレス
旅のテーマ: 施設・宿泊

フィリピン・オロンガポとスービックで宿泊|2つのホテルに泊まった体験談

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スービック・グランド・ハーバー・ホテルの広い縦長のプール。水は透き通っており、プール周囲には緑豊かな草木が茂っている。遠くには海が見え、青空が広がり、清々しい雰囲気が感じられる。 スービック&オロンガポ
Subic Grand Harbour Hotelのプール

フィリピン滞在の中で、オロンガポの街中にある「レッドドアーズ・ニア・オロンガポ・バス・ターミナル(RedDoorz near Olongapo Bus Terminal)」と、スービックの海辺に近い「スービック・グランド・ハーバー・ホテル(Subic Grand Harbour Hotel)」の2つのホテルに宿泊しました。両ホテルに求める条件が異なっていたため、少し極端なホテル選びとなっています。

オロンガポではアクセスの良さや街歩きの便利さ、スービックでは海辺でのんびり過ごす滞在をそれぞれ楽しむことができました。この記事では、宿泊した2つのホテルの客室・設備、立地・アクセス、料金感などを詳しくご紹介します。

ホテルの立地MAP

  • レッドドアーズ・ニア・オロンガポ・バス・ターミナル
  • スービック・グランド・ハーバー・ホテル

レッドドアーズ・ニア・オロンガポ・バス・ターミナル宿泊レビュー

宿泊した部屋とプラン内容1

ツインルーム(20㎡/215 ft)

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  • 2名利用
  • 1泊
  • 禁煙
  • シングルベッド2台

総額:2,723円

立地・アクセス

ビクトリーライナーのバスターミナルのすぐ近くにあり、大変便利でした。チェックインした日は日本からの長距離移動で、とても疲れていました。初めて訪れる場所でさらにスービック等に移動するとなると、大変だったと思います。

入口は少し分かりにくく、迷ってしまいました。セブンイレブンとタークス(Turk’s)の間に扉があり、そこがホテルの入口です。コンビニが1階に入っているため、必要なものをすぐに買うことができたのも助かりました。

フィリピン・オロンガポのバスターミナル前にあるセブンイレブンで撮影。ローカルな街並みに囲まれたテーブルに、2杯のホットコーヒーが並ぶ様子
ホテル1階にあるセブンイレブンからの眺め

料金感

低価格帯のホテルなので、設備やアメニティは必要最低限に限られます。しかし、休むだけと考えれば十分でした。長時間滞在せず、費用を抑えたい旅行者には向いているホテルだと思います。

客室 & 部屋の広さ

部屋は20㎡と、2人で利用してもそれほど狭さは感じませんでした。ただ、割り当てられた部屋が建物の裏側で、日がほとんど入らなかったため、朝でも暗く感じました。もし連泊するなら、部屋を変えてもらったと思います。ツインルームのベッドは少し狭めでしたが、使い心地は悪くなかったです。

レッドドアーズ・ニア・オロンガポ・バス・ターミナルのシンプルな客室。白い壁と床、並べられた2つのシングルベッド。赤い座布団とベッドスローが印象的で、奥には茶系のカーテンが見える。
レッドドアーズ・ニア・オロンガポ・バス・ターミナルの客室。白いタイルの床と壁、茶色いドアが印象的。手前にシングルベッドがあり、赤い座布団とベッドスローが置かれている。入口は明るいが部屋の照明は控えめな雰囲気。

清潔感

部屋は適度に清掃されていました。ただ、トイレの水漏れが少々気になりました。

設備 & シャワー

エアコンは付いていたものの、音がやや気になりました。Wi-Fiは無料で利用可能。シャンプーや石鹸等、最低限のものは備わっています。スリッパは用意されていなかったため、サンダルなどがあると快適です。

シャワー室(バスタブはなし)にトイレが併設されていましたが、その下部から水が漏れているのが少し困りました。シャワーは蛇口をひねるタイプで、温水と冷水のバランスを自分で調整する必要がありました。照明や茶色いタイルの影響で、全体的に少し暗く感じました。

エレベーターはなかったため、階段を使う必要がありました。小さなトランクを持っていたので、2階までなら何とか運ぶことができましたが、大きな荷物だと少し大変かもしれません。

スタッフ

全体的にスタッフが少ないのか、ホテルに到着してから受付で対応してもらうまで、数分間待たされました。その間、2階の部屋ではちょうどルームクリーニングが行われている様子でした。

対応したスタッフの表情は明るく、少し安心できました。鼻歌を口ずさんでいて、陽気な雰囲気。必要な手続きを終えると、タオルと石鹸を手渡してくれました。

チェックアウトの日は、1日目とは別のスタッフが対応してくれました。スービックへの行き方を尋ねると、とても丁寧に教えてくれて、好印象でした。

スービック・グランド・ハーバー・ホテル宿泊レビュー

宿泊した部屋とプラン内容

スーペリア シティビュー(39㎡/420 ft)

  • 2名利用
  • 3泊
  • 眺望: シティビュー
  • 禁煙ルーム
  • ダブルベッド2台

プラン特典

  • 駐車場
  • 朝食
  • 無料Wi-Fi
  • エクスプレスチェックイン
  • フィットネスセンター
  • 飲料水
  • コーヒー/ティー

総額:20,793円

立地・アクセス

ホテルは海の目の前にあり、環境が良く立地は抜群です。ジョギングやウォーキングをしている人も多く見かけました。コンビニやスーパー、レストランも近くにあります。

フィリピン・スービック湾の透明な海と砂浜。砂浜の手前には流木が置かれており、遠くには緑の木々と山々が広がり、青空が広がる穏やかな風景。
ホテル前に広がるスービックベイのビーチ
スービック・グランド・ハーバー・ホテルの正面の建物。中層階の横長の建物で、白いグレーの壁にいくつものバルコニーが並びんでいる。青空の下、建物の前に車が数台駐車し、フードトラックが営業している。
ホテルの外観

なお、ショッピングモールのハーバーポイント(Ayala Malls Harbor Point)までは徒歩で約12分。オロンガポのバスターミナルやバリオ・バレットへ公共交通機関で向かう場合は、まずスービックベイフリーポートゲート(Subic Bay Freeport Gate)の先にあるSM City Olongapo Downtownまで行く必要があります。

詳しくは下記の記事で!

料金感

価格帯は中〜高程度のホテルになります。全体的に見て、コストパフォーマンスが高かったと思います。エアコンの音を除けば心からリラックスできる滞在になりました。機会があれば、ぜひまた泊まりたいホテルです。

客室 & 部屋の広さ

39㎡の客室は2名で利用してもゆったりとした広さを感じられます。トランクなど荷物を置いても、余裕あるスペースが確保されていました。ベッドはダブルサイズが2台設置されており、快適に過ごせました。

スービック・グランド・ハーバー・ホテルの客室。ダブルベッドが2つ並び、温かみのあるオレンジ色のヘッドボードとベッドスローが特徴的。白い壁の中央には木製板、左側にシャワールームの窓が見える。

また、この部屋には小さなベランダがあり、洗濯物を干せたのが便利でした。さらに、窓の前にもバルコニーレールがあり、水着などを干すことができました。コインランドリー設備はなかったため(ランドリーサービスはあるようです)、自分で最低限のものを手洗いしました。

晴れた日の昼頃、上空から撮影されたフィリピン・スービックの街並み。手前には煉瓦が印象的なテキサス風ステーキレストランが建つ
バルコニーからの眺め

清潔感

部屋の清掃は、全体的に丁寧に行われていました。

設備 & シャワー

アメニティは、シャンプーとコンディショナーが一緒になったチューブ、歯ブラシ、石鹸、使い捨てスリッパ、ミネラルウォーターのボトル、インスタントコーヒーが用意されていました。ティッシュやパジャマは用意されていないので、ご注意ください。

トイレとシャワー室(バスタブはなし)は一緒ですが、ガラスの扉でしっかりと仕切ることができました。トイレ側が濡れることもなく、使いやすかったです。

スービック・グランド・ハーバー・ホテルのトイレ。白いタイルの床と壁、白色の天井が清潔感を感じさせる。奥にはトイレ、手前には洗面台があり、黒い台にはアメニティが配置されている。壁には小さな絵が飾られ、2枚のタオルもかけられている。
スービック・グランド・ハーバー・ホテルのシャワー室。白いタイルの床と壁、白色の天井が整然とした空間を演出。ガラスの引き戸の入口があり、シャワー、レバー、蛇口が並ぶシンプルなデザイン。

ホテル内にはプールやオーシャンビューのジム室もあり、自由に使えました。プールの水は清掃が頻繁に行われていて、大変きれいな印象でした。

滞在中に唯一気になったのはエアコンの音でした。レッドドアーズのエアコンの音に比べるとかなり大きく、夜は少し眠りに影響がありました。周囲にはレストランやバーがあり、夜になると音楽が賑やかになります。とはいえ、22時を過ぎる頃には落ち着きました。

このホテルに限らず、周辺のホテルでも同じような状況があるように思います。料金は上がりますが、シティービューではなく海側の部屋(オーシャンビュー)を選べば、音楽の影響は軽減できるかもしれません。

スタッフ

チェックインの時間よりかなり早く到着しましたが、その間、荷物を預かってもらえました。スタッフの中には、日本語で話しかけてくれる人がいました。多くのスタッフは感じが良く親切でした。

朝食のクオリティとサービス

朝食付きプランにしたところ、1階のレストランで「できたてのオムレツ」や「フィリピン料理のビュッフェ」を堪能できました。その他、フルーツやドリンク、コーヒーも充実していました。品数自体は多くはありませんでしたがボリュームがあり、日本人にも馴染みやすい味付け。美味しくて、朝食付きプランを選んで正解だったと思います。

レストランには建物内の席とテラス席があり、私は毎回テラス席を選んで利用しました。海を眺めながら食べる朝食は格別で、一日の始まりを心地良く演出してくれました。

スービック・グランド・ハーバー・ホテルのテラスで撮影した朝食。黒い籐風テーブルの上に、ソーセージ、野菜炒め、フルーツ、魚、肉、ガーリックライスが盛られたメインの皿が置かれ、食パン、オムレツ、スープ、カトラリーが並んでいる。背景にはプールが広がり、リゾートらしい落ち着いた雰囲気が感じられる。
スービック・グランド・ハーバー・ホテルのテラスで撮影した朝食。籐風の黒いテーブルに、パンシットカントンやガーリックライス、ソーセージ、魚、肉が盛られたメインの皿を中心に、食パン、オムレツ、おかゆ、フルーツ、水入りのグラス、カトラリーが並ぶ。

さらに、毎日サンセットの時間帯には、同レストランでカクテル1杯が頂けるサービス券が付いてきました。モクテルも用意されているので、アルコールが飲めない方でも楽しめます。ちょっとしたサービスですが、毎日の癒やしになり、大きな満足感を得られました。日替わりで異なるカクテルを試してみました。

スービック・グランド・ハーバー・ホテルのテラス席。籐風の黒いテーブルと椅子にオレンジ色のカクテルが置かれ、竹の飾りがテーブルを飾る。奥には木々が広がり、自然な雰囲気が漂う。
スービック・グランド・ハーバー・ホテルのテラスで撮影した夜景。籐風の黒いテーブルと椅子にグラデーションカラーのカクテルが並び、竹の装飾がテーブルを彩る。背景には木々と海が広がり、暖かい照明が雰囲気を作り出している。

まとめ

今回の滞在では、まずオロンガポの街中にある「レッドドアーズ・ニア・オロンガポ・バス・ターミナル」に1泊し、その後、スービックの海辺に近い「スービック・グランド・ハーバー・ホテル」に3日間滞在しました。

どちらも快適でしたが、目的や滞在スタイルによって向き不向きがあります。
・移動重視で街中に近い利便性を求めるなら、オロンガポのレッドドアーズがおすすめ。
・のんびり海辺で過ごしたいなら、スービック・グランド・ハーバー・ホテルが最適です。

旅の計画に沿ってホテルを選ぶことで、オロンガポ&スービック滞在をより快適に、思い通りに楽しめると思います。

  1. 2つのホテルの予約は、今回は全てAgodaを通して行いました。  ↩︎

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