福岡を訪れるなら外せない観光スポット、太宰府天満宮。西鉄福岡駅から電車で約30分の距離で、短い時間でも訪れることができます。
さらに、早朝に訪れると、静かな境内でゆっくりとした時間を楽しめます。早朝の清々しい空気の中、参拝や散策をしながら、心もリフレッシュできるひと時が待っています。
1日観光プラン(前半)
- 太宰府天満宮
まずは、福岡の名所、太宰府天満宮へ。朝早く訪れることで、静かな境内をゆっくり散策できます。学問の神様を祀るこの神社は、歴史的な雰囲気に包まれています。 - 開運神社
次に、開運神社を訪れましょう。太宰府天満宮から徒歩約10分。参道を歩きながら、運気をアップさせるための願いを込めて参拝します。ここも静かな場所で、ゆっくりと過ごすことができます。 - 梅ヶ枝餅で休憩
参拝後、近くの茶屋で梅ヶ枝餅や抹茶を楽しみながら休憩しましょう。もっちりとした餅の中に甘いあんこが詰まっており、抹茶との相性が抜群です。
- 8:20博多駅出発
- 9:00太宰府天満宮参拝
- 9:25開運神社
- 9:45梅ヶ枝餅で休憩
- 10:10天神へ戻る
約2〜3時間。太宰府天満宮から開運神社、梅ヶ枝餅までを楽しむと、このくらいの時間が目安です。
出発前に…
旅行の始まり、私は福岡地下鉄空港線・天神駅の改札外にあるコインロッカーに荷物を預けました。この場所を選んだ理由は、福岡空港まで1本で行けるため移動がスムーズだからです。最終的に福岡空港に行く場合ならば、福岡地下鉄空港線沿いの駅のコインロッカーが便利。荷物を預けたことで、観光をより身軽に楽しめました。
スーツケースを預けた朝8時頃にはロッカーに空きが多く、簡単に預けることができました。しかし、14時に戻ってきた時には、ほとんどのロッカーが埋まっていたため、早めに荷物を預けて観光するのがおすすめです。

コインロッカーの料金
料金は最小サイズで400円〜。私のスーツケースは小さいサイズにはわずかに収まりきらなかったため、600円を支払いました。支払いはICカードでも可能なので、現金を持ち歩かなくても便利です。駅周辺には、さまざまなサイズのコインロッカーがたくさん設置されており、旅行者のニーズに合わせて選ぶことができます。
天神から太宰府へ
公共交通機関を使う場合、バスも利用できますが、私は電車を選びました。バスよりも料金が少し安いので、コストを抑えたい場合にも便利です。
電車は西鉄福岡(天神)駅からのアクセスが良好で、目的地の大宰府駅まで快適に移動できます。途中、西鉄二日市駅で西鉄太宰府線への乗り換えがあります。

クレジットカードのタッチ決済
電車や地下鉄に乗車する際、「クレジットカードのタッチ決済」を利用できるため大変便利でした。福岡に滞在している間、このタッチ決済を多用しました。切符を購入する手間を省けるため、時間を大幅に節約。もちろんICカードも利用可能なので、選択肢が豊富です。
大宰府散策切符
西鉄福岡(天神)駅で発売している、「乗車券」と「梅ヶ枝餅引換券」がセットになったお得な切符。西鉄電車往復乗車券、梅ヶ枝餅2個、太宰府クーポン特典割引が含まれます。
駅から参道にかけて
駅の構内は、太宰府天満宮をイメージさせるようなデザインが施されており、参拝前の気分を高めてくれます。

参道には多くの店舗が並んでいますが、9時前に到着したため、ほとんどのお店はまだ開店前でした。また、早朝の時間帯は観光客も少なく、静かな雰囲気の中で参拝を楽しむことがでます。

太宰府天満宮で参拝
学問の神様として有名な天満宮は、広い境内を散歩しながら、御本殿まで進みます。静かな空気に包まれた朝の時間が、心地良く感じました。心字池にかかる3つの御神橋を渡った後、右手に手水舎が見えてきます。ここで手を清め、さらに楼門を進みます。


訪れた際はちょうど御本澱が改修中だったため、仮殿で参拝をすることになりました。仮殿は、斬新なデザインで、楕円形の屋根の上に木々が立っています。その姿は、まるで自然と調和したような印象を与えてくれます。

開運神社
開運神社は、太宰府天満宮から徒歩で約10分の距離にあります。この神社は、「開運スポット」として知られており、参拝することで運気が上がるとも言われています。
いくつも連なった小さな鳥居をくぐりながら山を登っていきます。傾斜があるので良い運動にもなり、その分参拝の達成感も感じられます。参道では人が少なく、静かな雰囲気の中でゆっくりとお参りすることができました。

帰りは、開運神社を正面の右側から出て、行きとは異なるルートで戻りました。鳥居のない山の中を進む道で、所々にアート作品が点在しており、野外美術館を歩いているかのような気分に。このルートは、ややハードモードで、道が少し険しい部分もあります。私以外に歩いている人は見当たりませんでした。それでも、自然とアートの融合を楽しみながら進むことができました。
帰りに通ったルートは、最終的に仮殿に戻れるのですが、そこでの風景の違いに驚かされました。大勢のツアー客や遠足の子どもたちで溢れかえっているではありませんか!わずか30分の違いだったのですが、この30分間が大きかったです。ホテルを頑張って早めに出発した甲斐がありました。

梅ヶ枝餅+抹茶
参道には9時から開店する店舗が多く、食事やショッピングを楽しむことができます。私は帰りに、太宰府天満宮に一番近い茶屋「甘木屋」で、温かい梅ヶ枝餅と抹茶のセットを頂きました。もっちりとした焼き餅の中に甘いあんこが詰まっていて、抹茶との相性が抜群。さらに、明治時代に建てられた木製の家屋は、歴史を感じさせる趣深い佇まいがありました。

なお、梅ヶ枝餅の値段は、どの店舗もほぼ統一されているようです。ただし、味や製法にはそれぞれの店舗の特徴があり、各店で少しずつ異なる風味や食感を楽しめます。自分の好みに合わせて比べてみるのも、梅ヶ枝餅巡りの楽しみの一つ。梅ヶ枝餅は、お土産にも最適ですが、賞味期限が短いため、購入後すぐに楽しむのがベストです。そのため、持ち帰りの際は、旅行の日程を考慮して購入するよう注意が必要です。
お店の中からも、次々と訪れる観光客の姿が見え、太宰府天満宮の人気を実感しました。朝の贅沢なひとときを楽しみながら、次の観光へと進みます。
梅ヶ枝餅と抹茶のセット 700円
甘木屋
★クレジットカード可
住所:福岡県太宰府市宰府2丁目7-34
「甘木屋」のホームページ
観光を楽しむためのポイント
次回の記事では、圧巻の木造大仏がある東長寺や、絶品ランチなどを詳しくご紹介します。お楽しみに!


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