シドニーでカフェを訪れる（その２）

コーヒー好きな筆者は、シドニーにあるいくつかのカフェに立ち寄りました。日本でも有名なコーヒーチェーン店からローカルに人気のお店など、５つのカフェを紹介していきます。今回は、前回に引き続いてその２となります。

Max Brenner, Parramatta 店
Refuge Cafe
パラマタ（Parramatta）について
まとめ

Max Brenner, Parramatta 店

Max Brenner（マックス・ブレナー）は、イスラエル初のチョコレートとデザートのチェーン店。現在オールトラリアでは25店を展開していて、以前は日本にも出店がありました。私はパラマタ（Parramatta）駅からほど近いショッピングモール、ウエストフィールドパラマタ（Westfield Parramatta）内にある店舗を訪れました。
チョコレートが有名で、チョコレートドリンクやデザートを多く扱っています。レジカウンターやショーケースには、様々な種類のチョコレートブロックやお菓子が並べられていました。チョコレートブロックは重さで値段が変わる「量り売り」。なお、テーブルのQRコードからもモバイルで注文ができます。

チョコレートドリンクということで、やや甘そうなイメージがあり、ここでもフラットホワイト（Flat white）を注文。今思えばチョコレートに特化したお店なので、せめてチョコレートブロックだけでも買っておけば良かったと後悔しています。

店内は友人や家族で会話を楽しむ人が大半でしたが、パソコンで作業をする人の姿も見られました。茶色を基調としたフロアで、壁にはカラフルなペイント。おしゃれで洗練された空間が広がっています。店舗の大きさの割にテーブル数が少なかったので、ゆっくりと過ごせるのではないでしょうか。

Max Brenner Parramatta
住所：Level 2, Shop 2187, Westfield Parramatta, Parramatta, NSW, 2150
「Max Brenner オーストラリア」のホームページ

Refuge Cafe

こちらのカフェも同ショッピングモール、ウエストフィールドパラマタ（Westfield Parramatta）の２階にあります。ショーケースには、ケーキやサンドイッチがずらりと並んでいます。パラマタへ来るまでに、シドニー市街地を歩き回りました。おまけに後半は雨に降られ、体も冷えてしまいました。そのような時にちょっとだけ甘いものが食べたくなり、入りやすそうなこのカフェで休憩することにしました。「Refuge」には避難などの意味があり、名前の由来が少々気になるところ…。

店員さんにつたない英語でケーキの種類を尋ねると、にこやかに説明してくれました。ここではチョコレートケーキとフラットホワイトを注文。チョコレートケーキはやや甘めでしたが、コーヒーと一緒に頂くと、ちょうど良さそうです。フラットホワイトのカップ表面には「ハート型のコーヒーアート」が施されていて、かわいらしかったです。

このモールは観光というよりは地域密着型なので、地元の人が普段食す味に近いのではないかと思いました。店内のメニューも比較的安い設定がされています。それでもモール内にあるので、街中（観光地を除く）にあるカフェよりは気持ち高いのではないでしょうか。

Refuge Cafe
住所：Level 2, Located near Best & Less, Westfield Parramatta, Parramatta, NSW, 2150

パラマタ（Parramatta）について

パラマタのカフェを２店舗紹介してきたので、ここでパラマタの街についてお話します。私が滞在したホテルがたまたまパラマタにあったので、この街を良く利用しました。パラマタはシドニーの西部郊外に位置します。セントラル駅（Central Station）からは電車で26分と、シドニー中心部からは少し離れます。しかし、観光以外の側面も見ることができたので、逆に良かったようにも感じます。

駅周辺にはいくつも高層ビルが建っていて、整然とした街並みが続いています。また、駅前にはショッピングモール・ウエストフィールド（Westfield）があり、とても便利。このモールには、ウールワース（Woolworths）を始めとしたスーパーやファッション、スポーツなど、幅広いジャンルのショップが入っています。T2やAesop 等、お土産探しに良さそうな店舗も。映画館も併設されていました。

ウエストフィールド パラマタ（Westfield Parramatta）
「ウエストフィールドパラマタ」のホームページ

パラマタはシドニー中心街からやや離れているため、ホテルの値段も若干安めです。鉄道駅の北にはパラマタ川が流れ、15分ほど歩いたところにはフェリー乗り場があります。時間に余裕がある時は、フェリーを利用してシドニー市街地へ行くことも可能。また、パラマタ川沿いは歩道が整備されているので、散策するのにも良い環境です。

さらに、Light rail（路面電車）の工事（ほとんど完成）がちょうど行われていて、2024年に開通予定のようです。活気が感じられる街で、住みたくなるくらいでした。これからも、「益々発展していきそうな勢い」があります。