鹿児島・知覧武家屋敷庭園での楽しみ方

日本

最近は、角館(秋田)や萩(山口)など日本各地にある武家屋敷をいくつか訪れています。知覧(鹿児島)の武家屋敷はどのような特徴があるのでしょうか。今回は、「知覧武家屋敷庭園」での過ごし方を中心にお届けします。

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知覧の武家屋敷庭園

知覧は鹿児島の有名な観光地の一つ。鹿児島中央と指宿のほぼ中央にあり、比較的アクセスもしやすい場所に位置しています。

薩摩の小京都と言われており、「国の重要伝統的建造物群保存地区」や「日本の道100選」等に選ばれています。知覧武家屋敷庭園は、江戸時代の中頃に薩摩藩の武士によって作られた集落。本馬通り(武家屋敷通り)を中心に武家屋敷が整然と並んでいて、その石垣と生垣が美しいです。知覧には武家屋敷庭園の他に、知覧特攻平和会館もあります。

数ある屋敷の内、7つの庭園が一般公開されています。訪れた時は、その中の一つが工事のため閉っていました。各庭園、それぞれに個性があって面白かったです。その日の天気によっても庭園の印象が変化します。ほとんどが枯山水式の庭園ですが、池を持つ池泉式の庭(森氏庭園)も一つだけあります。

森重堅氏庭園

入場券の「QRコード」から、音声ガイドを無料で聞くこともできます。庭を前にしながら解説してもらえるので、大変分かりやすかったです。

ハート形の手水舎

本馬通りと並行するように、谷山知覧線(県道23号線)が通っています。道路の沿いの遊歩道には清流溝があって、そこには色とりどりの鯉が泳いでいました。

入園料&見学時間

入園料は個人の場合、大人530円。武家屋敷にある7つの庭園を見学することができます。入園料取扱所は、敷地内に4カ所あります。私はほぼ中央に位置する「森商店」で購入しました。開園時間は、午前10時から午後17時まで。ちなにに本馬通りは約700mの長さがあり、だいたい60分で一周できるようです。なおトイレは庭園内の各所にあり、困ることはなかったです。所々に休憩所も設置されていました。

入園料(大人個人): ¥530
開園時間: 午前10時から午後17時

知覧茶

知覧はお茶の栽培でも有名です。移動中にも、お茶畑を見ることができました。知覧に限らず鹿児島では、様々な場所でお茶畑を見かけました。そのことからも、お茶の栽培が盛んであることが伺えました。

武家屋敷庭園内やその周辺には、知覧茶の飲み比べができる店舗がいくつかあります。有機栽培(オーガニック)にこだわったお店も。お茶を試飲してから購入できるのが嬉しいですよね。さらにお茶だけでなく、知覧茶スイーツやグルメも楽しめます。もし時間に余裕があれば、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

指宿→武家屋敷のバス

この区間は、ローカルバスが走っています。指宿から武家屋敷まで電車とバスを乗り継いで行くことも可能。

指宿からバスで向かうと、途中までは右手に桜島や海が見えます。晴れていて乗客も少なかったため、ゆっくりと景色を楽しめました。その後、バスは山の中へ入って行きます。こちらの車窓では緑豊かな風景が広がっていて、癒されました。

それとは反対に、武家屋敷入口から鹿児島中央駅に向かうバスでは、80分間終始立ちっぱなし。景色を楽しむ余裕もありませんでした。武家屋敷入口より前のバス停から乗車していたら、座れていたかもしれません。

まとめ

知覧武家屋敷では、個性的な枯山水式や泉式の庭園を楽しむことができます。全て「本馬通り」沿いに並んでいるので、時間に余裕がなくても回りやすいように感じました。また、知覧茶グルメも充実していて、お茶好きにも喜ばれそうです。

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