できるだけお金をかけずに、間近で花火を観賞する!
そもそもなぜオーストラリアに行ったのかというと、シドニーのカウントダウン花火(ニューイヤーズ・イブ・ファイヤー・ワークス)を観に行くためでした。それ故に、当初はオーストラリアの知識をほとんど持ち合わせていませんでした。もちろん、現地に知り合いなども居ません。このような筆者が、どのようにしてこのイベントを享受できたのでしょうか?
予算を抑えて近距離で楽しむための『【2023-2024年度版】シドニーカウントダウン花火攻略法』を、「事前準備編」「現地編1」「現地編2」の3回に分け、順を追って記していきます。
- 現地の知り合いは居ません。
- 英語はほとんど話せません。どちらかといえば読む方が得意ですが、簡単なものに限られます。
シドニーのカウントダウン花火の訳
毎年、年末に「世界のカウントダウン」を観るのが好きで、3年ほどYouTube上で楽しんでいました。世界各国で、その国独自の技術や演出を駆使して、年末のイベントが行われます。不思議とそれぞれの国の個性が表れるので、そこに面白さも感じます。その中でも、シドニーのカウントダウンがとりわけ心に強く響くのです(これは人それぞれの好みによるところが大きいと思います)。実際、世界的に見てもシドニーのものは有名で、この時期に様々な国から多くの観光客が集まります。
カウントダウンの演出は毎年同じ一族が手がけ、シドニー湾上の6つの艀から一斉に打ち上げられます。最後にハーバーブリッジから滝のように花火が流れるのですが、いつも圧倒させられます。この花火をいつか現地で観たいと思いつつ、日々を過ごしていました。でも「いつかは決めない限り来ない」と考えて、この年(2023-2024年度)に思い切って行くことにしました。
いよいよカウントダウン花火へ向けて動き出す
年末にシドニーへ行きたいという気持ちが、もやもやしていました。それは8月下旬のことでした。旅行費用に関する不安や、「現地に行ったところで、カウントダウン花火を観られるのだろうか」という心配もありました。さらに、この為に行くのだから、「できるだけ距離が近い場所から観たい!」と思いました。それには、相応の準備が必要になってきます。
旅行費用
まずは、年末に旅行をする上でどれくらい費用がかかるのかを調べました。宿泊については、2人で行く方が1人当たりの値段が安くなります。航空券は、1回乗り継ぎをすると料金が少し抑えられそうです。様々なことを調べた結果、宿泊代金(7泊)と往復航空券の代金を合わせ、1人20万円以下で行けることが分かりました。出発日が近づくほど両者の料金は上がり、選択肢も限られてくるので、早めに予約購入を済ませるのが良さそうです。
Vantage points(観賞場所)
Vantage pointsについては、『シドニー市公式ページ(CITY OF SYDNEY)』によると49か所ほど設けられています。この他にも船などから観ることも可能です。また、その中でも「予約が必要な場所」と「予約が不要な場所」がありました。予約が必要な場合は料金の幅が広く、無料から数万円かかるところもありました。さすがに何万円も払えません…。ただ、予約が不要なところだと、場所取りが大変であることが容易に想像できました。そのため、「料金が無料または安い、予約が必要なVantage points」で観られればベストだと考えました。
後で思い返してみると、予約をしていったことは正解だったと思います。現地31日のニュースでは、大勢の人が早朝から並んで、場所取りをしている様子が映し出されていました。目的の場所まで走っている人の姿も。
宿泊場所・往復航空券・Vantage pointsの予約&購入時期
旅行が徐々に現実味を増してきました。9月上旬に往復航空券を購入した後、同時期にアパートメントホテルも予約。Vantage pointsは、前述のシドニー市公式ページで「10月10日10:001」から予約販売を開始することが分かりました。そして10月10日の発売当日、無事に観賞場所を予約購入することができました。支払いはクレジットカード決済2。電子チケットなので、スマートフォン等が必要になります。Vantage pointsは島を選んだのですが、島でなければ「無料」で予約できるところもいくつかありました。島の場合は往復でフェリーを利用するため、料金がかかってくるようです。(現地編1へ続く)
人気の場所は発売から3日ほどで売り切れていました。どちらにしても早めの予約や購入がおすすめです。
- 2023年
8月下旬必要な情報を集め始めるシドニーカウントダウン花火、旅行代金、宿泊代金など
- 9月上旬往復航空券、宿泊場所の予約購入
- 10月10日Vantage points(観賞場所)の予約購入
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