【最新版】シドニーカウントダウン花火を楽しむ方法(現地編2)

オーストラリア

できるだけお金をかけずに、間近で花火を観る!

予算を抑えて近距離で楽しむための『【2023-2024年度版】シドニーカウントダウン花火攻略法』を、「事前準備編」「現地編1」「現地編2」の3回に分け、時系列順に記していきます。
今回は、前回『【最新版】シドニーカウントダウン花火を楽しむ方法(現地編1)』の続きです。

Vantage points(観賞場所)での場所取りは大変!?

Vantage pointsは島だったので、フェリーで行きました。接岸する頃には出口付近に移動するようにし、先頭集団に混ざってフェリーを後にしました。

島に降りてからは景色をほとんど楽しむ余裕もなく、「花火が見やすい開けた場所」をひたすら目指しました。皆速足で、口数少なく進んで行きます。先頭を行く人々に付いて行けば、「迷わず目的地に着けるだろう」という勘が働きました。ここで思いがけず、毎週末のウォーキングの成果が発揮されました。

10 分ほど歩いた頃だったと思います。ハーバーブリッジの眺めが素晴らしい場所に出ました。観客は途端に、さらに前を目指して芝生を駆け始めました。それから大きな布を何枚も敷いて、自分たちの場所を確保。折り畳み椅子をいくつも広げていたグループもいます。私は小さなレジャーシート2つしか持っていませんでしたが、荷物等も置いて、何とか良さそうな場所を確保することができました。

それから30分も経つと、フェリー第二便の客がやって来ました。この間も少し注意が必要ですね。

カウントダウン花火(ニューイヤーズ・イブ・ファイヤー・ワークス)を待つ間

場所取りを終えると、一気に空気が和んだように感じました。飲食を楽しむ人、写真を撮る人、それぞれが思い思いの時間を満喫していました。日本の花見のような雰囲気があり、私たち以上に皆準備が万全でした。空を見上げると、一面雲で覆われていました。雨が降らなければ良いのですが…。

カウントダウン花火が始まるまでは、まだ4時間半ほどの時間があります。その間、「ファミリー花火の打ち上げ」「オペラハウスに投影されるプロジェクションマッピング」など、いくつかのプログラムも用意されています。けれども、私たちのVantage pointsからは、残念ながらそれらの催しは見えませんでした。

何時間も同じ姿勢で座っていると体が痛くなってきます。時々立って動くようにしていました。横になっている人も多かったです。また、季節が真逆のオーストラリアは夏でしたが、待機をしているとその時間に比例するように肌寒くなっていきました。この年は例年に比べ、とりわけ気温が低かったようです。念のため、上着を多めに持参していく方が良いかもしれません。

  • 特に女性はトイレが大変だと思います。仮設のトイレが5台ほど用意されていましたが、30分ほど列に並んで、やっと順番が回ってくる具合です。係員が誘導していたので安心感はありました。
  • 会場にはごみ箱も数か所設置されていて、利用することができました。各所に3つずつごみ箱があり、分別回収を行っていました。
仮設トイレ

そして、いよいよ念願のその時…

24時に近づくと、ハーバーブリッジの両端にある石造りの支柱(パイロン)にカウントダウンの数字が映し出されました。観客は始まる10分くらい前から徐々に立ち上がり、引き寄せられるように前方へ移動する人も。そして、「5・4・3・2・1」という歓声と共に、待ちに待ったカウントダウンの花火が始まりました。

想像以上に花火の音が体に響きました。これほど近くで花火を観たことは、今までなかったかもしれません。前から後ろから立て続けに打ち上げられる花火は、かなりの迫力。映像を通して観る花火とは全く異なります。終盤、ハーバーブリッジからも花火が放たれました。同時にシドニー湾上からも花火が上がっていて、豪華な演出は健在。「やっぱり来て良かったなあ」と感じた、あっという間の12分でした。

花火が終わり

余韻に浸るのもつかの間、Parramattaのホテルに帰らなくてはなりません。周りの観客も、少しずつ引き上げ始めました。
市街地へ戻るフェリーが、24:30と25:00の2回に渡り出ていました。帰りのフェリーもチケット代金に含まれています。24:30のフェリーでバランガルー(Barangaroo wharf)へ戻ったものの、それから電車に乗るのが大変でした。街は人で溢れていて、中心地のいくつかの駅は閉鎖されていました。おまけに弱い雨も降ってきて、薄手の上着だけでは寒いくらいです。

盛り上がっているディスコやクラブを横目に、40分くらい歩きました。Central stationがどうにか開いていたので、そこから乗車しようとしました。しかし、改札には長い人の列。動きが鈍く、乗車するまでに30分くらいはかかりました。ホテルに到着したのは、27:00頃だったと思います。深夜ということもあってバスの本数が極端に少なく、最寄り駅からホテルまで25分ほど歩きました。幸い、治安面での怖さを感じることはありませんでした。

まとめ

カウントダウン花火を「予算をかけずに間近で楽しむ」には、前もって計画することが重要だと思いました。ゆとりを持って楽しむのであれば、いずれかのVantage pointsの予約をおすすめします。
慣れないながらも一つ一つ準備を重ねたことで、最高の時間を過ごすことができました。シドニーで年末年始を過ごした思い出は、この先も良い思い出となって残りそうです。

カウントダウン花火当日の流れ
  • 12月31日
    18:45
    島へ到着

    フェリーを利用

  • 19:00
    場所取り&待機開始

    飲食等を楽しむ

  • 1月1日
    24:00
    カウントダウン花火開始

      

  • 24:12
    花火終了
  • 24:30
    帰りのフェリー出航
  • 24:45
    バランガルー(Barangaroo wharf)に到着

    Central stationまで歩く

  • 25:25
    Central stationに到着

    電車に乗車するまで約30分要する

  • 26:30
    Parramatta stationに到着

    徒歩でホテルへ帰る

  • 27:00
    ホテルに到着

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