旅行する上での一つの楽しみが、ローカルグルメ。今回も、いくつかの店舗に立ち寄りました。値段は、日本よりも少しだけ安かったです。筆者は、コーヒーブレンド一杯の価格を物差しにして、飲食店の価格を判断していました。
食事
マン イナサル Mang Inasal- SM City Olongapo Downtown
安定のMang Inasalに今回も入店。安くてボリュームもあっておいしいので、いつも地元の人で混雑しています。そのため、できれば昼食や夕食の時間を避けて訪れた方が良さそうです。グリルチキンを頼むと、酸味の効いた調味料と、赤いけど辛くない油(アチョテ油?)も付いてくるので、味変を楽しめます。さらに、スープもセットとなるため、ボユーム感があります。ご飯を付けるとお代わりも可能。
地元の人は、ご飯に調味料をかけて食べていました。また、カトラリーにナイフはないため、手でチキンを掴んで食べる人も多いです。手を洗う場所があるので、手が汚れてもその点は安心ですね。フィリピン版かき氷「ハロハロ(Halo-Halo)」もおいしいようですよ。

レッグチキン(Reg Chicken)ライス付き PHP1134
チキン胸肉大(Pecho Large Chiken)ライス付き PHP192
Mang Inasal- SM City Olongapo Downtown
住所:3rd floor, SM City Olongapo , Magsaysay Drive Corner, 2200 Gordon Ave, Olongapo City
「Mang Inasal」のホームページ
チョウキン Chowking- Ayala Harbor Point
こちらも困った時のチョウキン。タッチパネルで注文できるので楽なのですが、訪問時は作動しませんでした…。
メインの食事となると、から揚げや春巻きなどの「揚げ物系」が多いです。私は焼きそばに野菜が盛られた、Pancit cantonを注文。軽食だと、ワンタンスープやワンタンメンといったメニューもあります。Mang Inasal同様、こちらのハロハロも人気です。

パンシット カントン(Pancit Canton) PHP75
中華風フライドチキン(Chinese Fried Chicken Lauriat) PHP240
Chowking
住所:LEVEL 1, HARBOR POINT, Rizal Hwy, Olongapo City
「Chowking」のホームページ
The Coffee Shop Restaurant
バリオバレットにあるレストラン。「コーヒーショップ」という言葉が入っていますが、料理の種類も豊富にあります。タコスが安くておいしくて、しかも野菜も摂れるのでおすすめ。

Boneless Bangus(ボンレス・バンガス)は、フィリピンの焼き魚「ミルクフィッシュ」定食といったところでしょうか。味付けはガーリックソルトで、日本人にも好まれそうです。また、ミルクフィッシュの骨は取られていて、食べやすかったです。現金のみ。
ミニソフトタコス(Mini Soft Taco) PHP120
ボンレス バンガス(Bonless Bangus) PHP170
The Coffee Shop Restaurant
★クレジットカード不可
住所:#3 Rizal Street Corner National Highway, Barrio Barretto, Olongapo City
「The Coffee Shop Restaurant」のホームページ
Peri-Peri Charcoal Chicken & Sauce Bar
フィリピンを中心に展開するレストラン。ペリペリソースでマリネした鶏肉を、炭火でじっくりと焼いています。表面はパリッと、中はジューシーなグリルチキン。これに加え、デミグラスソースやニンニク入りソース等から、各自2種類のソースを選べます。ペリペリとはアフリカ原産の唐辛子。チキン自体の味にそこまで辛さはなく、香ばしかったです。
こちらのお店は、カテトラリーに珍しくナイフがありました。外国人が多い地区のレストランだからなのでしょうか。

Peri Classic Flavorite PHP229
New Healthy Eats Plate2 PHP370
Peri-Peri Charcoal Chicken & Sauce Bar
住所:R7CG+Q43, Manila Ave, Olongapo City
「Peri-Peri Charcoal Chicken & Sauce Bar」のホームページ
ドリンク
コーヒービーン&ティーリーフ The Coffee Bean & Tea Leaf
もとはアメリカ合衆国発祥のカフェチェーンでしたが、現在はフィリピンを拠点とするJollibee Foods Corporation(ジョリビー)が親会社。ジョリビーというと、フィリピンで有名なファーストフード店ですよね。
こちらの店舗、Ayala Malls Harbor Pointの1階、正面入口に入っています。ショッピングモールの営業開始前、朝8時から営業していて便利。自社焙煎のコーヒー豆を扱っており、その品質にもこだわっています。お茶も様々な種類を扱っていたので、次回試してみたくなりました。

注文の際には、名前を聞かれます。Cafe latteを頼みましたが、「砂糖なし」にできたのは嬉しかったです。価格は世界的な有名チェーンと比べると安め。店内は広々としていて雰囲気の良さがあります。訪れた際は客も少なかったため、ゆっくりできました。

Cafe Latte(Small) PHP145
Cold Brew(Large) PHP185
The Coffee Bean & Tea Leaf– Harbor Point
「The Coffee Bean & Tea Leaf」のホームページ
スターバックス Starbucks- Harbor Point
前述のコーヒー店の前にあり、同じく朝8時から営業しています。次から次へとお客さんが入店して行くので、「フィリピン人もスターバックスが好きなのだなあ」と感じました。コーヒーのサイズはトールからで、やはり注文時に名前を聞かれます。なお、フィリピンではカフェやレストランで注文をすると、名前を聞かれることが多いです。メニューについては、フィリピン限定のものがいくつか見られました。
筆者はここでもCafe latteを注文。味は、日本のものとほとんど違いがありません。店内の様子も、相違はなかったです。ただ、ドリンクのフタの飲み口が気持ち小さかったように思いました。そして、注文時にシナモンをコーヒーの上にかけて欲しい旨を伝えました。けれどもなかったため、チョコパウダーをかけてもらいました。

Cafe Latte(Tall) PHP165
Hot Chocolate(Tall) PHP180
Starbucks Harbor Point
住所:Harbor Point, Rizal Hwy, Subic Bay, Olongapo City
「スターバックスフィリピン」のホームページ
Chingu BUKO House
ブコジュースを扱っているテイクアウト専門店。ブコジュースとは、「ココナッツウォーター」のこと。Chingu BUKO Houseのものは砂糖が比較的控えめで、体に優しく感じました。太陽の日差しが強い日に、特に飲みたくなりそうです。価格もお手頃。
他にシェイク等も提供しています。チェーン展開もしていて、後日訪れるアンヘレスにもありました。
ブコジュース PHP50
Chingu BUKO House– Harbor Point内
★カード支払い不可
「Chingu Buko House」のfacebook
軽食
タークス Turks- SM City Olongapo central
タークスは、フィリピン発祥のラップサンド店。薄切り肉を炙ってそぎ、ラップに巻く「シャワルマ」を提供。ケバブ巻きのような感じでしょうか。店名からトルコっぽいイメージがありますが、フィリピン発の店舗です。ミートラップはそこまでボリュームはありませんでしたが、美味で軽く食べたい時に◎。1日目に泊まったホテルの脇にも同店舗がありました。

ミートラップ PHP110
Turks- SM City Olongapo central
★クレジットカード不可
住所:4th Floor Food Court, SM City Olongapo Central, Olongapo City
Buko Express
ブコパイが食べられるお店。ブコパイとは、ココナッツの実がパイの中にふんだんに詰まったパイのこと。Buko Expressでは生地を一から作っていて、出来立てのパイを食べることができます。朝早くから、スタッフがせっせと生地を形成していました。ホールで買うことができますが、ミニサイズでも満足感があります。滞在中、おいしくてはまってしまいました。
ちなみに、バスの待ち時間の車内にも、ブコパイ(Buko Expressのものではありませんが)を頻繁に売りに来ていました。

ミニブコパイ PHP60
Buko Express– Harbor Point内
★クレジットカード不可
「Buko Express」のホームページ
コンビニエンスストアが多い!
コンビニエンスストアは、「世界的コンビニチェーン店」から「UNCLE JOHN’S」などローカルの店舗まで、至るところにありました。イートインスペースがあるお店も多数。ちなみに、UNCLE JOHN’Sはフライドチキンが有名です。もともとは、あのミニストップでした。それにしても、どこに行ってもチキンチキン…。とにかくチキンが大人気!

ドーナツ屋も多い!
オロンガポもアンヘレスも、ドーナツを扱う店舗が多かったですね。その中でも、特に「ミスタードーナツ」が目立ちました。フィリピンの方は、ドーナツも大好きなようです。ドーナツの袋を片手に歩いている人を、良く見かけました。
[番外編]野菜をいかに摂るか
フィリピンでの滞在で外食が多くなると、どうしても野菜が足りなくなります。前回イロイロ旅行での学びから、今回は野菜を多く摂ろうとレストラン等で工夫しました。それでも圧倒的に不足します。フィリピンの食事は、揚げ物、甘いもの、冷たいもの(冷たくて甘いドリンク)が多くを占めます。そして、帰国すると1.5kgほど体重が増加…。太らない方が難しいような気がします。
フィリピン人は、野菜ジュースで野菜を補っているようです。しかし、そのジュースにはたくさんの砂糖が加えられているため、できれば飲みたくありません…。キッチンがあれば、野菜を買ってきて調理もできそうですが。
野菜ではないものの、スーパーでカットフルーツがパックで売られているのを発見。このパックを購入して、ショッピングモールの座れる場所で食べました。フルーツは新鮮で、日によって種類が変わります。おいしいのはもちろん、値段も安くておすすめです!
プラスチックのピックが付いているものもありましたが、ないものも…。次回の旅行では、保安検査で引っかからない仕様のピックを持参しようと思いました。

上記のような対策を試みたものの、成田に着くなり、再びサラダボウルを提供しているお店「WithGreen(ウィズグリーン)」に入りました。それくらい、食事に野菜が足りていなかったのだと思います。新鮮な野菜をメインとしたサラダボウルに、様々なドレッシングの中から一つを選んでトッピング。久々にたくさんの野菜を食べられて、幸せなひと時でした。
甘辛きんぴらごぼうと玄米のサラダ(S) ¥990
レッドチリチキンのコブサラダ(S) ¥1,420
WithGreen(ウィズグリーン )
住所:千葉県成田市三里塚御料牧場1-1 成田空港第1旅客ターミナル中央ビル4F
「WithGreen」のホームページ
まとめ
オロンガポ&スービックは、チェーン店からローカルのお店まで、様々なお店がひしめき合っています。その中でも、グリルチキンや揚げ物を扱う店舗が多かったです。また、甘くて冷たいスイーツやドリンクも充実。一方、野菜を摂れる機会が少ないため、その点は工夫が必要です。気になるグルメを、ぜひ現地でお楽しみください!
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