日光中禅寺湖周辺1日観光プラン ウォーキングで気分もリフレッシュ!(後編)

日本

日光へは何回か訪れたことがあり、ほとんどは東照宮を中心とした観光でした。そのため、今回は少し趣を変え、中禅寺湖周辺を巡りました。日帰りで観光をする場合のおすすめプラン。ウォーキングも軽く取り入れています。今回は前編の続きです。※クマの目撃情報が出ているので、併せて最新情報1もご確認ください。

竜頭の滝へ

菖蒲ケ浜レストハウスから竜頭の滝へは、徒歩15分ほどで着きました。まずは龍頭之茶屋奥にある展望スポットから見学。それから、竜頭の滝横駐車場から階段を登ったところにある展望台からも、滝を楽しみました。この場所から、戦場ヶ原自然研究路方面に向かいます。

「簡単な行程と時間の目安」は前編をご覧ください

竜頭の滝~赤沼分岐付近

赤沼分岐までは、湯川に沿って約45分間の歩きとなります。最初の区間は、階段が続く上り坂。途中、鹿よけの柵が設置されていますが、注意深く扉を開き前へ進みます。15分ほど行くと、急こう配の坂も徐々に緩やかになっていきます。歩きやすさが増すに連れて、風景を眺める余裕が出てきました。

湯川沿いの歩道にも、わずかな人しか歩いていませんでした。道中で会った方の話によると、「先週までは遠足の子どもたちがたくさん訪れていた」とのこと。この日は打って変わって、辺りは静寂に包まれていました。木々が青々と茂る、自然豊かな森。赤沼分岐を目指し、歩みをさらに北へ進めます。

クマに注意!
最近この辺りでは「クマが目撃されている」ため、その点にご留意ください。

日光湯元ビジターセンター「クマ目撃情報」 のホームぺージ。

赤沼分岐?道を間違える!

ウォーキングもそろそろ終盤に差しかかります。自然研究路に行くためには、国道120号に出るまでに、左折しなくてはなりません。そのことが頭にあり、各方面への案内標識が出てきたところで、私は「湯川赤沼橋」を渡ってしまいました。

橋を越えても、景色にほとんど変化はありません。相変わらず人の数も少なく、想像していたものとは違っていました。さらに、進んでも進んでも木道が見えてきません。これはおかしいと思い、スマートフォンの地図アプリで現在地を確認。木道よりも西側を歩いていることに気づきました。

案内標識にも、「小田代原」と記されていたではありませんか!木道のある自然研究路に行くためには、この案内標識を60mほど進んでから、左折する必要がありました(このポイントで湯川は越えません)。

なお、湯川赤沼橋を渡って10分ほど歩いた場所にも分岐点があります。そこでは小田代原方面へは行かず、右折(北西方面)しています。時間的にも、もうこの辺りで引き返さなくてはなりません。地図によるともう少しで「戦場ヶ原展望台(西側)」に到着するため、この場所を最終目的地としました。

湯川赤沼橋~戦場ヶ原展望台(西側)の区間は約1.3km、徒歩で20分ほどかかります。

戦場ヶ原展望台(西側)

展望台からは、戦場ヶ原の湿地帯が見渡せます。キツツキが飛んでいる姿もありました。そして、遠くから人の声が…。おそらく、「自然研究路の木道を歩いている人々」から聞こえたものです。

急遽、目的地を変更したものの、これはこれで面白さがありました。人も少なかったので、湯川赤沼橋~戦場ヶ原展望台までのルートは穴場ではないでしょうか。片道で約20分間の行程です。

戦場ヶ原展望台(西側)からの眺め

戦場ヶ原展望台(西側)~赤沼バス停

来た道を引き返し、赤沼バス停まで約25分歩きます。バス停に近づく頃、今回初めて子どもたちの遠足に遭遇しました。賑やかな行列で、今までの静寂が噓のように感じられました。

赤沼バス停にはトイレがあり利用しました。ここからは、日光市街までバス(16:05発)で戻ります。1時間弱の走行。お土産を買いたかったため、日光駅までは戻らずに、少し手前の「日光郷土センター前」で降車しました。

この日は観光客がたくさんいて(今回ご紹介したコースは、人に会うのが難しいくらいでしたが…)、「立ち乗り客」も大勢出ていました。そのため途中のバス停で、臨時のバスを1台増やして走行。復路の車内は、比較的乗客が少なかったです。

市街地でお土産を購入

お土産を買うのに、一つ落とし穴がありました。それは、17時くらいには多くの店が閉まってしまう2こと。鉢石町~日光郷土センター前付近には、羊羹を販売するお店が密集しています。1軒開いていたお店で、何とか羊羹を購入することができました。

日光市街地

カフェにも立ち寄りたかったのですが、こちらも多くの店が閉まっていました。それ故、コーヒーは諦めて東武日光駅までの通りを散策。東武日光駅から帰宅の途に着きました。

まとめ

中禅寺湖から戦場ヶ原周辺を楽しむ1日プラン。人混みが好きではない方には、特におすすめです。クマには十分ご注意ください。

自然豊かな木々の中を歩くことで、気分もリフレッシュ。ウォーキングだけではなく、「華厳の滝」や「竜頭の滝」などの観光名所も同時に立ち寄ります。この際、食事やお土産選びも一緒に楽しみたいですよね。道を間違えた場面もあったものの、充実感がある1日となりました。

  1. 日光湯元ビジターセンター「クマ目撃情報」 のホームぺージ  ↩︎
  2. 訪れた日は土曜日です。 ↩︎

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