シドニーの電車やバス等で利用できるのがOpalカード(オパールカード)。様々な割引が受けられるので、移動する前にはぜひ手に入れておきたいアイテムです。
シドニー空港でのOpal カード購入方法(筆者の場合)
空港到着ロビー近くにあるインフォメーションのスタッフに、近くで購入ができる場所を尋ねました。その結果、「少し行ったところにある本屋で買えるよ」と教えてくれました。到着ロビーを少し右側(電車の国際線ターミナル駅方面)へ移動したところにある、小規模なキオスクです。この場所以外でも空港や駅、市街等にある様々な店舗で購入が可能です。
キオスクの店員さんに購入したい旨を伝えると、「何日間滞在するの?」と聞かれたので、「1週間くらい(7泊8日)」と答えました。カウンターに置かれた、滞在日数とそれに適したチャージ金額の表を手で示しながら、$501チャージすることを勧められました。
カードへは、$20からチャージすることができます。私は店員さんに勧められた通り「$50をチャージ」し、カードを無事に入手。また、購入の際はクレジットカードを利用することも可能。オーストラリアに到着したばかりでも、現金の心配をする必要はありません。
購入時は、「$50もチャージする必要があるのだろうか」と疑問に思っていました。しかし、結果的にはオーストラリア7泊8日の全日程を通し、$90(最初の$50を含む)を入金して$1.28余りました。
もしOpalカードの残高を払い戻したい場合は、その手続きが必要になります。払い戻しの際に、現地オーストラリアの銀行口座の提示が求められるので、現実的ではありませんでした。そのため、利用すると予測される「最少額をチャージする」のが賢明だと思います。
また、このカードを利用すると、「乗り継ぎ時の割引」や「1週間の運賃上限」など、様々な優遇を受けられます。私自身、全日程を通して交通機関を利用した金額は、優に$100は超えていました。それにもかかわらずOpalカードのおかげで、「$90のチャージ」のみで済みました。併せて、これ一つで色々な交通機関を利用できるため、シドニー初心者でも大変使いやすかったです。
チャージ方法
Opalカードへのチャージは、コンビニエンスストアなどで可能です。今回、私が利用したのは駅構内にあるチャージができる専用機器。この機械を利用すると、店員さんに話しかける必要もありません。英語が苦手な筆者にとっては、理想的なものでした。
主要な駅等では、1台は設置されているのではないでしょうか。白色で日本の自動販売機くらいの大きさがあり、入退場の際にタッチ(Tap onまたはTap off)する機器とは別のものになります。ATMで現金を引き出す機械のようにディスプレイがあって、指示通りに進めていけばチャージできます。併せて、カードの残金を確認することも可能です。
「アカウント登録しない」でWeb上から残金を確認する方法
Opalカードの公式ログインページから名前や生年月日、住所等を登録してアカウントを作成することができます。しかし、アカウントを作成せずに手軽に残高を確認する方法がありました。
ログインページより、左側にあるView Opal card activity 欄の下部「Not registered?」から「Use your Opal card number」をクリックします。すると表示が変わります。
表示の変更後、最初にCard numberの欄に、カード裏面に記載されている16桁の番号を入力。次にSecurity codeの欄に、カギマーク右側にある4桁の番号を入力します。
そうすることで、残金や直近に利用した日時と駅を確認できます。さらに右にある逆三角マークをクリックすると詳細が出てきます。
滞在中に週末だからか、乗車料金が無料になることが何回かありました。1週間の運賃上限に達したので、料金がかからなかったことも多々あります。「今日はなんでチャージ額が減らないんだろう…」と思った時などにはすぐ確かめられて、現地ではとても活躍しました。
残金を確認する手順を整理すると…
- Opalカードの公式ログインページ→ 「Use your Opal card number」をクリック
- 表示変更後に「Card number」を入力→ 「Security code」を入力
まとめ
Opalカードはシドニー観光をする上で、とても便利でお得に使えるカードです。要件を満たすと、乗車料金がタダになることも。
なお、払い戻しには「一定の条件が付される」ので、入金額には注意が必要。滞在期間が短い場合は、最低金額から入金するのが良いかもしれません。
- オーストラリアドル ↩︎
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