イロイロの街には、様々なところにレストランや屋台があます。食べ物の好みを問わなければ、食べることには困らなさそうです。今回は、「有名なチェーン店」から「地元密着型のレストラン」まで、筆者が訪れた6店舗を紹介していきます。
イロイロにあるレストランの特長
肉料理や揚げ物の種類が、特にバラエティーに富んでいます。通常は、肉料理に白米やガーリックライスが付いてきました。料理の味付けは日本人に合っているように思います。ただ、野菜が少なく全体的にこってりした料理。私は無性に野菜が食べたくなってしまいました。成田に着くなり、サラダボウルを提供しているお店に行ったほどです。帰国後に体重を量ると、2kg増えていました…。
ドリンクはほぼシュガー入りだったので、頼みませんでした。ドリンクを注文しない場合、いくつかのレストランは、「無料で水を提供」してくれました。嬉しい無料の水ですが、おそらくミネラルウォーターではないと思います。お腹が弱い方は要注意。
また、肉料理を頼んでも、なぜかナイフの提供がないところが多かったです。ナイフを頼めばもらえるのかもしれませんが、文化的なものなのでしょうか。直接手でつかんで食べるのか正解が分からず、食べるのに時間がかかりました。食後、使用済みのお皿はスタッフが回収してくれます。
クレジットカードが使える店舗が多かった一方で、使えない店も。チェーン展開している店舗は、「クレジットカードOK」のところが多かったです。
レストラン6店舗
マン イナサル Mang Inasal- SM City Ilo Ilo
グリルチキンがメインのお店。通りを歩いていると、同店舗をいくつか見かけました。イロイロ市内だけでなく、フィリピン全土に570もの店舗を持っています。
「ショッピングモールSM City」内にあるMang Inasalでは、店内で鶏を丸ごと焼いています。その様子を、レジカウンター横の窓から見ることができます。最初にレジで注文。その後、料理が席まで運ばれるシステム。ごはんは自由にお替りができ、スタッフが持ってきてくれます。さらに唐辛子やライム、水も提供してもらえます。フォークとスプーンはくれましたが、ナイフはなかったです。
店内で調理しているだけあって、チキンがとてもおいしかったです。鶏の味がしっかりと感じられました。値段も手ごろで、とてもおすすめできるレストラン。ちなみに、Mang Inasalの創業者はイロイロ出身です。
注文の流れ:レジで注文→ 番号札を持って席へ→ 料理やライス&調味料が運ばれてくる
レッグチキン(Reg chicken) PHP1134
Mang Inasal- SM City Ilo Ilo
★クレジットカード可
住所:2nd floor, SM City Iloilo, Benigno Aquino Ave, Mandurriao
「Mang Inasal」のホームページ
ダプリ レストラン Dapli Restaurant
フィリピン料理が食べられるレストラン。ショッピングモール、SM Delgadoの横にあります。また、この通りには何軒かのレストランやカフェが並んでいます。
豚肉の炭火焼き(リエンポ Liempo)が、プロモーション価格になっていたため選びました。これよりPHP20高い「プロモーションセット」もあります。カウンターには、他にもたくさんの料理が並べられていました。しかし、それぞれの料理自体が良く分からず、何を選べば良いか迷いました。言葉で伝えるのも難しかったため、結局おすすめされた料理にしてみました。
豚肉は、酢の効いた酸味のあるソースと一緒に頂きます。肉は弾力があってジューシー。ここでもナイフがなく、肉を食べるのが大変でした。スープや水が無料で付いてくるのは嬉しいサービス。茶色のスープは、肉から取っただしが効いていました。風味が独特で、少々くせがあります。
注文の流れ:料理を選ぶ→ 会計→ 席で待つ→ スープや水が来る→ 注文した食事が来る
プロモーションセット リエムポ(Liempo) PHP158
プロモーションセット シス バンガス(Sisig Bangus) PHP178
Dapli Restaurant
★クレジットカード可 ★トイレあり
住所:MHX9+95C, Valeria St, Iloilo City Proper
「Dapli Restaurant」のホームページ
ザ ラビット ホール The Rabbit Hole Iloilo
フィリピン料理が食べられます。宿泊したホテルに併設していたレストランで、街にあるレストランよりも料金設定は気持ち高め。
「朝食付き」だったので、毎朝このレストランで食事をしていました。朝食では、11種類あるメニューの中から1品を注文。加えて白米かガーリックライス、コーヒーかジュースを選べます。そして、スクランブルエッグや目玉焼き等、玉子の調理法も選択可能。味付けはやや塩が強めですが、日本人にも合う味付けでおいしかったです。
昼から夜にかけても、同じ朝食のメニューを提供していました。カクテルなど、アルコールの提供もあります。注文する際は、スタッフが席まで来てくれます。日本のレストランのような感覚で、快適で利用しやすかったです。
帰国前に、シェイクやスムージーを飲みました。砂糖なしを頼むと応じてもらえます。マンゴーそのものの甘さが感じられるシェイクもおいしかったですが、バナナ×コーヒーの組み合わせのスムージーも斬新で美味でした。
マンゴーシェイク(Mango Shake) PHP110
バナナコーヒースムージー(Banana Coffee Smoothie) PHP119
The Rabbit Hole Iloilo2
★クレジットカード可
住所:MHRC+W9G, Rizal St, Iloilo City Proper
「The Rabbit Hole Iloilo」のホームページ
チョウキン Chowking
中華料理やフィリピン版のかき氷「ハロハロ」が楽しめるお店。こちらのChowkingも、フィリピン全土に店舗を展開しています。24時間営業しているのは嬉しいです。
私はPancit Canton(焼きそば)を注文しました。日本円にして200円程度とかなりお得です。しょうゆベースのこってりとした味付け。やや脂っこさは残りましたが、味付けは日本人に合いそうです。併せて、野菜も取れるので有難かったです。ウーロン茶との相性が良い気がしました。
注文の流れ:注文→ 呼び出しブザーを渡される→ 席で待つ→ ブザーで呼ばれる→ 料理提供口へ取りに行く
パンシット カントン(Pancit Canton) PHP75
Chowking
★クレジットカード可 ★トイレあり
住所:Allegro Theater, Iznart St, Iloilo City Proper
「Chowking」のホームページ
ジョリビー Jollibee- Iloilo Atrium
フィリピンで有名なファーストフード店。イロイロ市街でも様々なところで、Jollibeeを見ることができます。赤い鉢のマスコットが目印。ハンバーガーやチキンフライを主に提供していました。ヘルシーな食べ物はほとんどありませんが、リーズナブルな価格で気軽に食事が取れます。 Iloilo Atriumにあるジョリビーは、1階と2階に渡って店舗が入っています。
注文の流れ:注文→ レジ横のカウンターで食事を受け取り→ 席へ
ヤムバーガーセット(Yumburger Set) PHP137
Jollibee- Iloilo Atrium
★クレジットカード可
住所:PH29+H7C, Iloilo City Proper
「Jollibee」のホームページ
ワン カンバル イナサル One Kambal Inasal
グリルチキンを提供しているお店。古い街並みが残るエリアに位置します。チキングリルにプラスしてライスを頼むと、唐辛子&ライムが付きます。
マンイナサルとの違いは、グリルチキンインにライス2つ分が盛られるところ。このライスの量が半端なく、かなりお腹にたまります。チキンの味はややあっさりめ。個人的には、マン イナサルの方が好きでした。グルメチキンを食べられる2店舗を比較してみるのも楽しいですね。
ナイフはなく、ここでも食べ方が困りました。また、ここでの支払いはクレジットカードが使えず、「現金のみ」となるので注意が必要です。
注文の流れ:レジで注文→ 席で待つ→ 料理やライス&調味料が運ばれてくる
チキンとライス(chicken Inasal + Rice) PHP149
One Kambal Inasal
住所:Regent Arcade Building, Mapa St, Iloilo City Proper
「Kambal Inasal」のホームページ
まとめ
色々なタイプのレストランを紹介してきました。「お手頃な価格」でおいしく食事ができる店舗が多々ありました。また、肉料理や揚げ物の種類が充実している一方、野菜が取れる場所がやや少ない気がしました。
食事から、「地元の方の生活」を垣間見ることができます。イロイロに滞在の際は、ぜひこれらのレストランを訪れてみてはいかがでしょうか。
「予算を抑えて豊かな旅を!」をテーマに、旅行のアイデアを記事にしています。
自分の経験が何か旅のヒントになるのではないかと思い、ブログを始めました。地元のバスや電車等を使った移動を好み、ややマニアックでオリジナルな情報を発信します。
神奈川県出身で美術大学卒。中南米に3年間住んだ経験があり。国内海外を問わず旅行が好きで、これまで様々な場所に足を運びました。海外の国では、中南米やアジアを中心に24か国を訪問。
YouTube『Pepemi Andanzas』でも、旅に関連した動画をアップしています。
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