ブルーマウンテンズ「シーニックワールド」に滞在（前編）

シドニーからの日帰り旅行、早朝のシーニックワールドは少しお得!?

シドニーは観光資源が豊かです。「ビーチだけではなく、山も楽しみたい！」ということで、世界遺産に登録されているブルーマウンテンズ国立公園にも行くことにしました。
ブルーマウンテンズは、シドニーから西へ約80kmのところに位置します。シーニックワールド（Scenic World）は、ブルーマウンテンズにあるアトラクション施設です。
現地へは「電車とバス」を使って訪れました。

シーニックワールドを選んだ理由

筆者が宿泊したホテルはシドニーの西部郊外Parramattaにあり、ブルーマウンテンズに行くには幸い便利な場所にありました。とはいうものの、「日帰り」「電車＋ローカルバス」で行くとなると、範囲がかなり狭まります。鍾乳洞が有名なジェノランケーブを訪れたかったのですが、起点となるカトゥーンバ駅（Katoomba station）からは 70km以上離れているため、今回は諦めました。

そこで、もう少し余裕を持って行けそうな、「シーニックワールド」というアトラクション施設へ行くことに決めました。４つのアトラクションから成り、気軽にブルーマウンテンズを楽しめそうです。また展望台などから、３つの奇岩が並んでそびえる「スリーシスターズ（Three Sisters）」を望むこともできます。

シーニックワールド入場券＆料金

シーニックワールドの入場券は、公式ホームページから事前に買いました。チケットはいくつか種類があり、その中の「Unlimited Discovery Pass」を購入。

また、日によって営業時間や料金が変わってきます。
私がシーニックワールドを訪れた日は、8：45から入場時間を選べました。早朝２つの時間帯である、8：45と9：15には「割引」が付きます。私は割引が受けられる9：15のチケットを選択。税込みで＄57でした。

シーニックワールドへ　出発からトラブル発生！

ホテルから最寄り駅まではバスで行く予定でした。しかし、時刻表に記してある時間ぎりぎりにバス停に着いたためか、10分過ぎてもバスは来ませんでした。バス自体が欠便した可能性も考えられます。今回は「9：15の入場券」を購入しているため、遅れると面倒なことになりそうです。英語が自由に話せないこともあり、どうしても指定の時間に着きたかったのです。

このままバス停で待つか、早い決断が必要でした。一つ選択を誤ると、入場時刻までに着けないように思いました。とりあえずバスは諦め、「徒歩」で最寄り駅であるParramatta stationに向かうことに。息が上がるほどの速足で、20分強で駅に到着。ただ、当初予定していた時間より１本後の電車に乗ることとなりました。これが後々影響を及ぼすはめに…。

電車は進むにつれて、段々と緑が多くなっていきます。それから、辺り一面はユーカリを始めとした青々とした木々に囲まれます。

乗車してから約１時間半で、最寄り駅のカトゥーンバ駅（Katoomba station）に到着しました。

カトゥーンバ駅からのローカルバスがない！

カトゥーンバ駅からシーニックワールドまでは、ローカルバスが出ています。
ところが、予定より１本後の電車を利用したため、適当なローカルバスがありませんでした。ブルーマウンテンズ周遊バスはちょうど来ていたのですが、シーニックワールドのみの滞在を考えると、上手く活用しきれない気がしました。タクシー乗り場にも車がいなかった³ので、結局徒歩でシーニックワールドへ行くことにしました。

少々遠いですが、35分ほどの行程なので歩けないこともありません。
カトゥーンバの町で周遊バスの運転手さんに尋ねたり、タクシーを探したりして、時間を少々要してしまいました。9：15の入場に間に合うのか、かなり焦りました。ただ、電子チケットを良く確認すると、9：15から9：45の時間帯に入場できれば問題ないとのこと。「9：45までにはおそらく到着できるのではないか」とこの時思いました。（後編へ続く）

1. オーストラリアドル ↩︎
2. 直接タクシー会社に電話をしたら、来てもらえます。タクシー乗り場に電話番号の記載があり。 ↩︎

ペペミー

神奈川県出身で美術大学卒。中南米に３年間住んだ経験があり。国内海外を問わず旅行が好きで、これまで様々な場所に足を運びました。海外の国では、中南米やアジアを中心に24か国を訪問。

自分の経験が何か旅のヒントになるのではないかと思い、ブログを始めました。地元のバスや電車等を使った移動を好み、ややマニアックでオリジナルな情報を発信します。

YouTube『Pepemi Andanzas』でも、旅をテーマにした動画をアップしています。

andanzas.net