フィリピンの空港で過ごすコツ

フィリピン

フィリピンの地方都市イロイロへの旅行で、マニラにある「ニノイ・アキノ国際空港」と「イロイロ国際空港」に立ち寄りました。それぞれの空港の情報や日本の空港との違いを紹介します。

今回利用した空港

今回の旅行では、2つの空港を訪れました。各空港の床やトイレ等の清掃は行き届いていて、きれいに保たれていました。

マニラにある「ニノイ・アキノ国際空港」

首都マニラでは飛行機を乗り継ぎました。その際、第2ターミナルと第3ターミナルを利用しました。第2ターミナルは国内線専用。第3ターミナルは国内線と国際線共に就航しています。この第3ターミナルは、4つあるターミナルの中では「最も新しい空港」です。店舗やレストランの数も豊富で、充実しています。

空港は24時間営業。特に第3ターミナル保安検査後のエリアは、24時を過ぎても開いている店舗が多かったです。保安検査前エリアのレストランのほとんどは、24時頃になるとお店を閉めていました。

空港内では地図を見つけられませんでした。どこかにあったのでしょうか?設備や行先等が掲示された案内はたくさん見かけたのですが…。空港に限らず、市街地にある大きなショッピングモールでも地図がなくて困りました。

第3ターミナル
第3ターミナル 保安エリア内

イロイロ国際空港

現在、「日本からの直通便」は就航していません。セブパシフィック航空による、香港やシンガポールの国際線が運航されています。ならびに、国内線も就航しています。早朝や深夜の便がいくつかあります。21時過ぎでも開いている店舗があって渡航客も数多く、活気を感じました。想像していたよりも明るく近代的な空港で、利用しやすかったです。

イロイロ国際空港 出発ゲート付近

気になった空港の設備

日本とは少し違う、気になったものを紹介します。

トイレ

一般的に個室トイレを利用時、「使用済みのトイレットペーパー」を日本のようにそのまま便器に流すことはできません。注意書き(タガログ語や英語等)にも記載があります。ただ、このことは空港に限ったことではありません。ホテルや市街地のトイレも同様で、性別問わず共通のルール。

では、どこに使用済みの紙を捨てれば良いのでしょうか?通常は便座の近くに「使用済みトイレットペーパー用のゴミ箱」が置かれています。そこに、使用済みのトイレットペーパーを捨てることになります。日本から到着したての頃は、いつもの習慣から何回か流してしまいそうになりました。それでも徐々に慣れていくものなのですね。

ホテルのトイレ

さらに、場所によっては「ハンドシャワー」が備わっています。主にイスラム教徒の方が用を足した後に使います。

トイレは良く清掃されていて、清潔感がありました。個室では、ドアは足元まで長さがあり安心できます。また、第3ターミナルの保安エリア内(出発ゲート付近)では、全体的にトイレの数がやや少なく感じました。例外もあると思いますが、次に見えてくるトイレまでの距離が長かったです。さらに、トイレ1か所につき個室数も3~5室と少ない印象でした。搭乗時間には、余裕を持って行った方が良いかもしれません。

海外では、フィリピン以外でも便器内に紙を流せないところが多かったです。下水設備の事情やトイレットペーパーの材質などが関係しているようです。

給湯器

マニラの空港では、第2・第3ターミナルの様々な場所に「給湯器」が設置されていました。無料で利用できるのは嬉しいですよね。イロイロの空港でもあったのかもしれませんが、見つかりませんでした。

あって良かった機能は「WARM」ボタンです。熱湯だと熱すぎるけど、暖かいお湯を飲みたい時には最適です。私がWARMボタンを押した時の温度は46度。このくらいの温度だと、火傷もしづらく安全です。成田の空港ではこの「暖かめの温度設定」がなく、お湯を注ぐのが怖かったです。ぜひ付けて欲しい機能だと思いました。

保安検査場ではペットボトルに液体が入っていると、保安検査後のエリアに持ち込むことができません。筆者は、今回空のペットボトルを持っていきました。給湯器があれば、飲み物代を節約できます。水筒よりも軽いので、手荷物の重量制限があるLCCを利用する場合にも便利です。保安検査後のエリアで注いだものであれば、飛行機内にも持ち込めます。ホット&コールド兼用のペットボトルだったため、お湯の温度が少々高くても使えそうです。

まとめ

今回利用した空港は近代的で、清潔感がありました。
トイレでは、使用済みのトイレットペーパーを便器に流せません。そのため、慣れるまで時間を要します。そして、給湯器が至るところに設置されています。空のペットボトル等を持参すると、便利に使用することが可能。

到着した空港から「日本とは違う物事を発見する」のも、また旅の楽しさですよね。

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