JAL「どこかにマイル」を使って〇〇島へ!

旅行

通常より少ないマイルで飛行機に乗れるどこかにマイルを、筆者は時々使います。今回はチケットの購入方法やメリットデメリット、思わぬ落とし穴についてもお伝えします。

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どこかにマイルとは

どこかにマイルは、JAL(日本航空)の特典航空券のサービスです。7000マイルで往復航空券が入手できます。以前は6000マイルで申し込めましたが、必要マイル数が上がっていました…。

4つの行き先候補から、最終的には1つに絞られます。候補先は自由に組み合わすことができません。しかし、ある程度は行きたいところを選べます。出発予定日の1か月前から利用が可能です。

さらに、「どこかにマイルの南の島」版もあり、行き先は南の島限定となります。出発空港は鹿児島か沖縄(離島路線)に限られ、行き先の候補地は3つとなります。

メリット

  • 7000マイルでJALの往復航空券が入手できる。
    →通常の特典航空券よりかなりお得!
  • 最終的な行き先は航空会社が決定するため、旅行先がどこになるのかわくわく感がある。
  • 同行者の分も一緒に申し込める1
  • JMB会員の配偶者や二親等以内の親族等にプレゼントができる。
  • 申し込みからだいたい1日後には結果が分かる。

デメリット

  • 出発予定日の1か月前からでないと、チケットの申し込みができない。
    →行き先決定後すぐに、ホテルの予約や旅程を決める必要あり。申し込み期間は出発予定日の1か月前から5日前までに限られ、短い日数の間に申し込まなくてはなりません。
  • 行き先を大まかに4つ選ぶことは可能だが、最終的な行き先は航空会社が決定する。

マイルの貯め方

筆者はJALのクレジットカードを持っています。このカードを使っていると、それほど意識をしなくてもマイルが貯まります。特に公共料金などをこのカードからの引き落としに変更してからは、貯まるスピードが速まりました。これまで自身では2回ほど、どこかにマイルを利用しています。さらに、親族にも5往復分プレゼントしています。

特典をご利用いただける方会員ご本人、会員の配偶者(同性パートナーを含む)、会員の二親等以内の親族の方、義兄弟姉妹の配偶者となります。

—JALホームページより引用

候補地の決め方

筆者は、全ての候補地が行きたい場所になるまで粘ります。そのため、その日のうちに申し込みが完了しないことも多々ありました。また、日を改めてチャレンジすると、候補地が変わったり増減したりすることもあるようです。行き先がどこになるのか、運による要素も大きい気がしました。

  • 出発時刻と到着時刻の組み合わせを変更すると、候補地も変わってきます。
  • どこかにマイルの4候補地を決める際、1日の検索に上限があります。検索回数の上限は100回ほど2となります。

羽田から南西方面へ行きたかった今回は、出雲・高知・宮崎・鹿児島の4つの行き先を候補地としました。3日後までには行き先が決定される旨の記載があります。それでも、申し込みの翌日には結果が出ていました。これまでも、申し込みをした次の日にはお知らせが届いています。もし、翌日に結果が出ない場合は、手続き等に何らかの不備があることを疑った方が良いかもしれません。

そして、待望の行き先は「鹿児島」に決定。早速、旅程を決め、ホテルの予約を始めました。

城山公園展望台からの眺め

申し込み方法

どこかにマイルは、最大4人まで一緒に申し込めます。

人数が1人の場合

どこかにマイルのホームページ→ お申込み→ ログイン(ログインしていない場合)→ 出発地・行きの日付・出発時間・帰りの日付・到着時間・人数をそれぞれ入力→ 検索する→4つの候補地が表示される→ 表示された候補地でOKならば上記のどこかに旅に出る(お申込み)/ もう一度検索したい場合は、ページ下方にある旅先を再検索するを押下

→ マイル引き落とし・お客さま情報入力画面にて「(お申込者)のマイルでご搭乗される方 グループ1」の情報を入力→ 入力内容の確認へ進む→ 内容を確認後、同意するにチェック→ 申し込む

人数が2人以上の場合

搭乗者が2人以上になると、「(お申込者)のマイルでご搭乗される方 グループ1」入力画面メールアドレスの下に、①「お申込者のマイルを使用するご搭乗者を追加する」、②〇〇様以外のマイルでご搭乗される方「ご搭乗者・およびその二親等以内のご搭乗者 グループ2」というメッセージがそれぞれ出てきます。

本人が旅行をしてもしなくても、配偶者や二親等以内の親族等であれば航空券をプレゼントできます。

➀申込者のマイルから引き落とす場合

「お申込者のマイルを使用するご搭乗者を追加する」
プラスマーク(+)をクリックして名前や年齢等を記入→ 入力内容の確認へ進む→ 内容を確認後、同意するにチェック→ 申し込む

➁申込者とは別のマイレージからマイルを引き落とす場合

「ご搭乗者・およびその二親等以内のご搭乗者 グループ2」
名前や年齢等を記入→ 入力内容の確認へ進む→ 内容を確認後、同意するにチェック→ 申し込む

これで一通りの手続きは完了です。あとは結果を待つだけですが、筆者はここで思わぬミスをしてしまいました…。「申込者とは別のマイレージからマイルを引き落とす場合」、この後注意が必要です。

落とし穴?にはまる

今回の旅行では、同行者が所有しているマイルを使ってもらいました。同行者のマイルの有効期限が近付いていたのです。

ここで思わぬ落とし穴が…。同行者分も含めて私が申し込みをしました。4つの行き先候補を決めて、後は行き先決定の知らせを待つだけと安心していました。次の日、行き先がどこになるのかそわそわと待機。けれども、この日お知らせは来ず。次の日も…。
今回は行き先決定が遅いなあと思っていた頃、ちょうど申し込みを終えた日から3日目。どこかにマイル取り消しのお知らせが届きました。「なんで!?」とただただ驚きました。

しかし、スクリーンショットやメールを良く見返してみると、「ご搭乗者全員のマイル引き落とし手続き完了後にマイルが引き落とされ、ご予約が完了いたします」という注意書きがあるではありませんか!メールの方にも、同様の記載がありました。注意書きをすっかり見過ごしていたのです。

ご同行のマイル引き落とし会員さまへ「申込番号のお知らせメール」を送信いたしました。
ご同行のお客さまのマイル引き落とし手続き申し込み期限は12月20日23:59です。
上記期限までにお手続きいただけない場合、ご予約はすべて自動でお取り消しとなりますのでご注意ください。

—JALのメールより引用

という訳で、取り消しされてしまったためまた最初から申し込みのやり直し。
一つ良かったのは、前回(出発日のちょうど1か月前の日に申し込みを終えたもの)より行き先の数が増えていたこと。今度は同行者の引き落とし手続きを忘れず、航空券を無事に入手することができました。

特に注意したい点のまとめ
筆者が実際に失敗した経験を基に記しています。これらの他にも諸条件あり。

  • 同行者のマイル引き落とし手続き。この手続きをし忘れると、申し込み手続きを終えていても、3日後には自動的に取り消されてしまいます。
  • どこかにマイルをプレゼントする場合、同行者もJALマイレージバンク会員であることが条件です。なお、会員になってから最大60日間は各特典への交換が行えません。

まとめ

どこかにマイルを利用すると、お得に旅行ができます。ただ、いくつか条件もあるので注意が必要です。
最終的な行き先をコントロールできない反面、どこに当たるのか期待感も膨らみます。普段自分では選ばない旅先に決定することも。メリットとデメリットは表裏一体。それはそれで、また新しい発見がありそうですよね。

  1. 同行者のマイル引き落とし手続きが必要。 ↩︎
  2. ブラウザを変更すれば、100回以上検索が可能となります。 ↩︎

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