シドニー空港から「エアポートリンク」を使わずに、ホテルまで行く!(前編)

オーストラリア

オーストラリア初心者
『ローカルバスと電車』を乗り継いで、ホテルまで安く行けるのか?

今回は、エアポートリンクを使わずにホテルまで行く方法をお届けします。

空港鉄道エアポートリンクを使うと…

シドニー空港から「空港鉄道エアポートリンク(AirportLink)」を使うと、少なくとも$19.531はかかってしまいます。どうにか節約できないかとローカルバスと電車を使って、ホテルまで安く行く方法を考えました。

筆者
筆者
  • 英語は簡単な会話しかできません。
  • 同行者との2人旅です。同行者は英語を少し話せます。
  • 事前にガイドブックを少々読んだ程度で、土地勘はほとんどありません。
  • 「トランク小2」と「大きめのショルダーバッグ」を持っての移動となります。
  • インターネットは、同行者の携帯会社のものが使えました。

以上のような筆者が、どのようにシドニー郊外のホテルまで辿り着いたのかを書いていきます。同じルートを全て利用しなくても、途中までなど自由に応用可能です。

ホテルまでの簡単な道のり
シドニー空港→ Burwood駅→ Haris park駅(ホテルの最寄り駅)→ ホテル (シドニー西部郊外に位置するParramatta)

空港に到着してから、最初にしたこと

シドニーのほとんどの交通機関で利用できる、「Opalカード」を初めに購入しました。Opalカードに$50をチャージした後、バス停へ。

その間、空港に設置されていたATMで現金を引き出そうとしました。しかし、何回もエラーが出て先に進めなかったため、市中で行うことに決めました。後から思えば、この時点で現金は必要ありませんでした。全ての日程を通しても、ほとんど現金を使いませんでした。
現金が必要と感じたのは、「ベッドメーキングのチップ」くらい3だったでしょうか。途中で引き出した$20を現地で消化するため、無理やりスターバックスのコーヒーを買ったほどです。それでも、最終的に$5の現金が手元に残ってしまいました。

シドニー空港からBurwood駅まで

シドニー空港からBurwood駅までは、「ローカルバス」で移動します。
バス停へは、電車の国際線ターミナル駅(International station)へ向かう途中で、左に曲がる必要があります。国際線ターミナル駅は地下にあるため、エスカレーターを下りて行きます。そのエスカレーターは使わず、手前のATMが何台か設置されている付近、左手奥に空港の出口があります。そこを出て、少しまっすぐ行ったところにバス停は位置します。複雑さはなく空港の案内もあったので、比較的簡単に着けました。バス停の乗り場も1つだけで、分かりやすかったです。

ここに来るバスは、「Burwood」と「Bondai junction」行きになります。Parramatta方面に行きたかった筆者は、Burwood(420番)のバスを待ちます。Burwood行きのバスは出たばかりでした。その場で25分ほど待っていると、次のバスが到着しました。バスで乗降車する際は、必ずOpalカードを専用機にタッチ(Tap onまたはTap off)します。そうしないと、後で多く払わなくてはならない「ペナルティ」が科されます。

バスに乗ることができてほっとしたのもつかの間、ここで疑問が湧いたのです。Burwood行きといっても、Burwoodの駅が終着点なのか、それともBurwood地区に行くのか。Google マップ4で調べたところ、Burwoodの駅が最終地点のようで、一先ず安心しました。このバスで、シンプルに終点まで行けば着くのです。それから1時間弱で、Burwoodに着きました。

バスは終点のBurwoodまで、比較的空いていました。小さいトランクを持っていても不自由さはなく、余裕をもって席に座れました。私は朝11時台のバスに乗車しましたが、時間帯にもよるのでしょうか。

バスは「Burwood station」に到着するまでに、電車の駅であるBanksia stationRockdale stationBexley north stationCampsie stationをそれぞれ通ります。

ホテルの所在地に合わせて、これらの駅で降車するのも一つの手です。ただ、滞在期間中に乗車したバスは、「バス停名」が予めアナウンスされることはほとんどなかったです。地図を使うか、もしインターネットがあれば「ナビゲーションアプリ」等を利用すると、現在地をすぐに把握できます。降りる時は近くのボタンを押せば、次のバス停で停車します。

シドニー国際空港 to Burwood Station

Burwoodという街

駅の周辺には特に中華系のお店が広く点在し、「唐人街」という看板もあって、まさに中華街そのものでした。通りを行き交う人々は、中華系を初めとするアジア人がほとんどです。オーストラリアの知識が乏しかったため、住民の大多数は白人系が占めているものだろうと、勝手に思い込んでいました。それ故にこの旅で一番驚いたことは、シドニーには多くのアジア人が生活していることでした。料理の好みも合いそうだし、住みやすそうな印象を持ちました。
このように実際に訪れなければ分からないことが多々あり、旅行は本当に面白いです。

思い返すと、ここまで利用したバスの乗客も、ほぼアジア系が占めていました。空港から乗車した際には、2人連れの乗客が日本語を話していて、オーストラリア初心者には心強く感じました。また、Burwoodに着くまでにも、中華系やインド系などのアジア系の店舗を多々見かけました。

ちなみに、オーストラリアドルの現金を持っていなかったため、Burwood市中のATMを利用して引き出しました。日本語での表記も選択でき、操作が簡単でした。
(後編へ続く)

  1. オーストラリアドル ↩︎
  2. 機内持ち込み可能サイズ。7泊9日の日程でしたが、移動しやすいように荷物をできるだけ抑えてきました。 ↩︎
  3. 訪れる場所によります。地元のマーケットなど、現金でしか支払いができない場所もあります。 ↩︎
  4. インターネットが必要 ↩︎

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